手紙から伝わること

こんにちは!白木です (‘ω’)ノ

 

先日足を運んだ、博多阪急のHAKATA文具の博覧会。

全国から様々な文具店が出展しており、レジに行列が出来る程の大賑わいでした。

そこで多く目にしたのが、お洒落なレターセットの数々。

最後に手紙を書いたのはいつだろう。ふとそんなことを思いました。

 

時代とともに連絡手段が多様化する中で、手紙を書く機会は格段に減った一方、

手紙を貰ったことは案外記憶に残っているように思います。

 

以前、住宅メーカーに勤めていた際に、お客様のお子さんから頂いた似顔絵付きのお手紙。

まだまだ拙い字で、『おうちのおねえちゃん、またあそぼうね』と書かれ

一生懸命色塗りをされたその手紙を見返すと、いつも心が温かくなります。

それは、書かれた手紙からその子の気持ちが伝わること。

そして私自身、その子が手紙を書いている姿を想像したり、その当時の思い出や感情が蘇ったり

今何しているのかなと、その子のことを考えたりするからだと思います。

 

 

話は変わりますが、先日、コスメを見に行った時のこと。

初めて行くお店だったのですが、そこにいる店員さんの接客の素晴らしさといったら…。

思わず買う予定のないものまで購入していました。

勿論、商品自体の良さも大事ですが、私は親身になって話を聞いてくれて適切なアドバイスをくれた

この店員さんから買いたいなと思い購入を決めました。

そして、その店員さんの良い印象がそのまま、そのお店の印象となりました。

 

 

SNSの普及やAI技術の進歩で、いかに早く便利になるかが重要視され

手紙や接客のように少し手間のかかるようなことが淘汰される時代になりつつあります。

しかし、便利とは言えないけれど、それらが人の気持ちを温かく豊かにさせてくれるものである以上

無くなることはないし、私達の中でずっと大切にしなければならないものの一つだと感じます。

 

思わず手に取ったレターセット。

いつもはLINEで連絡している遠方の友人に手紙でも書いてみようかなと

感じさせてくれたHAKATA文具の博覧会でした。