高校の頃の雲仙合宿

お盆が過ぎ、夏休みも終わった今日この頃、衣料品なども秋物が出始めてきましたね。まだまだ暑い日は続きますが、少しずつ秋が近づいているようです。大学受験まで残りわずかとなった娘も、毎日一生懸命勉強しているようです。

 

私が通っていた長崎の高校では、1年生と3年生の時に雲仙で一週間の合宿がありました。学校から机を運んで、電気スタンドを持ち込んでの一週間。1部屋数人が寝食を共にするのですが、机は壁向きに離して、時間中は私語厳禁、食事と風呂以外は殆ど勉強の時間。時折先生が見回りにやってきて、私語や居眠りをしていると廊下に出されてしばらく正座。ちょっとした軟禁生活です。

 

言葉にするととんでもない合宿で、とても成果があるようにも思えませんし、もちろん当時はそんな窮屈な合宿をイヤイヤながらやってはいました。でも、そんな中でも何かしら楽しみを見つけて友だちとワイワイ過ごしましたことが、とても印象深く残っています。毎日席替えやってみたり、旅館を探検して回ったり。

 

コロナウィルスのデルタ株がかつてない勢いで拡大しており、4度目の緊急事態宣言が発出されました。日々感染者数とひっ迫した医療現場、活動自粛を訴える政治家ばかり報道され、いささかうんざりしますが、制約の多い生活の中でも何かしら楽しみを見つけて過ごしたいものですね。

【松村】